Hello,Baby⭐体と一緒にいるマタニティーライフ⭐

主人と子ども3人と暮らすアラフォーわたし。約8年ぶりに妊娠しました。1日1日を記録することにしました。

2019.3.12 ありがとう、赤ちゃん。

昨日は 書けませんでした。

9週0日の検診日でした。

お産を予約した病院に足を運び。

朝からつわりもあったし、楽しみにしてました。

エコーをみたら 8週5日の大きさまで成長してる。

でも。

心拍 確認できませんでした。

 

ここ数日の間に止まってしまった様子。

 

胸の張りも、つわりも体にはまだ残っています。

 

12週までの流産は受精の時に決まっている染色体異常が原因。

2度目のケイリュウ流産です。

 

体がまだ妊娠状態にあるからか すぐに実感は沸かなかった。

 

一瞬に検診にいった主人は涙目になり

主人の方が先に理解したようでした。

 

『また、動きだすことはないの?』とか細い声で言う主人をみて

本当に楽しみにしていてくれたんだ…

わたしが思うよりずっと喜んでくれていたんだ…

と思いました

 

そして

『命が生まれるって本当に当たり前じゃないんだな』と噛み締めるように言ってました。

 

わたしも 同じ気持ちで 生まれてきてくれた3人を改めて 何度も何度も 奇跡の中で生きてることを かみしめました。

 

次女の誕生日会を予定通り 行いました。

 

長女は具合が悪くて 寝てたけど

(調子はどう?と何度も おでこに触れてる時 も 感慨深かった 生きてるエネルギーを感じて 心配しつつ 安心した)

 

長男 次女 と 主人とわたしで

お祝いします。

 

買ってきたお寿司やケンタッキー、それからケーキ。

本当に ありきたりな 家庭の 風景でも

こんなに 幸せなことはないと思いました。

 

お腹に手を当てながら

 

『また、還っておいで。みんなで仲良く、変わらず、過ごしていくから。あなたが還ってくる場所を用意して待ってるからね。』

 

と 言いました。

 

氏神さまに妊娠を報告しに行った時

 

わたしは

『大切に育てます』と約束しました。

 

だから

お腹から出ていくその時まで

たとえ

もう心臓がとまっていても

『大切に』します。

 

次の診察は2週間後。

 

自然流産を待つか、手術にするか、決めなくてはいけません。

 

まだ 母体が妊娠を続けてるので

(数日間でホルモンに変化が出てくるそう)

2週間 ゆっくり

体に寄り添って

その時 決めたいと思います。

 

言葉や態度では

命のことよりも 自分が夢中になってることに

関心のほとんどが 寄せられてる 長女・長男にですが

繊細に彼らをみていると

『言葉や態度にはならない、何かを感じてる様子』が伺えます。

 

まだ 自分の夢中になってることよりも

ママが大好き!な次女は

『赤ちゃん、戻ってくるように、神様にお祈りする。ママもしよう。』と言って

手を合わせていました。学校も休んで わたしの側に居たそうだったけど

彼女を送り出しました。

その純粋な優しさを充分に受け取って 

彼女が『彼女の人生を大切に歩むこと』が

次女にとって 一番大事だと考えたからです。

苦手な学校に行ってみる、最後の二年生の時間を体験してみる。

わたしとべったり一緒にいる以上の価値をわたしは感じています。

 

主人が

たとえば わたしの思い通りの反応をしなくて

がっかりして ムカッときたりすることがあっても(今はほとんどないけど)

主人と体験する結婚生活や妊娠生活がたとえ悲しみに包まれることがあっても

それでも この人と一緒にいたい。

そう思いました。

 

この妊娠するまでは

自分の人生は失敗作だって思ってました。

 

でも

たったひとりの人を深く愛して 愛されている

わたしの人生は とても幸せなものだ に変わりました。

 

こうやって 気持ちがどんどん 変わっていけたのは

間違いなく 赤ちゃんのおかげ。

だから ずっと ありがとう・おつかれさま と言っています。

 

そして

また 還っておいで。

そう 言っています。

 

わたしの体には

ありがとう、おつかれさま。

そう 言っています。

もう 妊娠は終わりましたよ って。

ありがとう。

おつかれさま。

 

この

気持ちの変化でたどり着いた感覚を失わずにいたら

わたしは ずっと この子の命と一緒にいることになる。

そう 思いました。

 

自然か手術か

わたしの体と赤ちゃんにとって

最も優しい形になるように

祈るばかりです。

 


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大丈夫。悲しみはいつも喜びの種だから。

わたしは未来を知らない。だから 一つ一つの出来事にいい・悪いと判断が出来ない。

命の前では謙虚に、そして 敬う気持ちを忘れたくない。