2019.4.8 術後2週間・診察
流産手術から2週間。
まだ 2週間しか経ってないんだ。
もっと 経ってる気がする。
担当してくれた先生は若くて美人。
そして
優しくて的確。
わたしは 好きです。
うんと、久しぶりにお目にかかる気がした。
術後 出血はまだあるものの
経過 良好。
普通の生活に戻って良いですよ、とのこと。
赤ちゃんも検査の結果が出て
異常なし。
というのも、通常の流産ということ。
母体異常が原因ではない、ということ。
赤ちゃんの命が決めてきたこと。
待合室は
お腹の大きなお母さんや
赤ちゃんがいますキーホルダーを付けてるお母さんもいる。
そして
赤ちゃんの心音も超音波検査室から聞こえてくる。
涙がでた。
わたし、どうしたんだろう?
と 思った。
羨ましい、いいな、って気持ちも もちろんある。
赤ちゃんの心音に切なくなる。
最後に確認したエコーでみた心拍が脳裏をよぎる。
寂しくなる。
当たり前だよな
と 思う
癒されないもの
も あって当たり前だよな
もう、全然平気です!とか
嘘だよな
と思う
そして それでいいんだ、と思う
それと 同時に
悲しみを感じてる体を繊細に注意深く静かに感じていたら
もうひとつ
感じられるバイブレーションがある
喜び だった
その時 ふと
ぁあ そう遠くない未来に わたしは
赤ちゃんを産むんだ と 思った
そしたら
赤ちゃんを妊娠してた時のバイブレーションにすっぽり 包まれた
魂が会いに来るのは
妊娠を自覚する
うんと 前から始まっているのかもしれない
お会計待ちの時も
それは ずっと わたしの側にいて
待っててね
と語りかけているようだった
過去の悲しみと
未来の喜びが
一緒に ある 今の体。
過去の悲しみを慈しみながらも
わたしは
未来の喜びを選んでいくよ。
あなたの一番 そばに。